ショップ訪問1

ロードバイクは通販や量販店でも買えますが、初期設定やメンテも大事だし、ロードバイク初心者同然の私にはサポートを受ける必要があります。
また、大概ショップにはクラブが有り、皆で楽しく乗っている事だと思います。独りで黙々というのも寂しいですよ。

という事で近所のショップをネットでいくつか検索し訪問する事にしました。

まずは会社の同僚が勧める那珂川のショップへ行ってみる事に。
日曜日の午前中に近くまで行く用事があったので寄ってみましたが、残念ながらイベント日だったようで閉まっていました。

すぐさま別のショップに向かいました。
そこは広くて綺麗で、店内に入ると早速コルナゴのフルカーボンやピナレロのFP1.2が吊るされているのに目が移りました。
若い店員さんが2名ほどいらっしゃり、店長さんが声をかけてきました。

私「ロードバイクに興味がありまして。ロードバイク初心者なんですが…」。

欲しいロードバイクは決まっていたのですが、あえて言わず店員さんと話をしながら選定のアドバイスを頂こうと思いました。

店長「色やフレームの素材の好みから選ぶと決めやすいですよ」。

私「クロモリが好きです」。

店長「ロードマン世代の方はクロモリが好きなようですね」。

私「ロードバイクは20年ぶりくらいなので、新素材はよく判らないのもあります」。

なんて感じで会話が進む。いくつかカタログを見させてもらい、その中から欲しいGIOSの別の車種を一旦勧められるも何やら他に勧めたがっている様子。やはりGIOSの評判はあまり良くないと暗に言わんとしているように感じられた。

店長はその後アンカーのクロモリをしきりに勧めてくるようになった。
私はアンカーについてあまり知らなかったのと、店内の黒いアンカーがダサく見えたので全くアウトオブ眼中でした。
今一度GIOSのカタログを開き、3ページ目にある目当てのビンテージベローチェを気に入ったと伝えパーツの説明を受けるも店長さんはやはりアンカーを勧めたい感じでした。

後日になってアンカーを調べた結果、店長さんの選択は実に的を得ていた堅実な判断であったと気が付くのでありますが、当日の私にはあまり気分の良い対応には思えませんでした。

日曜日という事もあり、次の日に問屋さんに在庫確認して頂くよう約束をとり帰宅しました。

その晩、お邪魔したショップやアンカーを調べると、活発で理想的なクラブ運営や店長さんの判断の正しさに気が付いたのですが、どうしても那珂川のショップでも話を伺いたく、購入決断をぐっと抑え保留としました。